なぜアイドルは恋愛禁止? そもそも論①
今、アイドルの常識となっている、
「恋愛禁止」
48グループや坂道グループでは最初の契約書の段階で恋愛禁止が条文化されているそうなんです。
「アイドルだから」
と言ってしまえばそれまでなのですが、、、
一般的に10代後半から20代前半といえば、まさに青春。彼氏ができたって全くおかしくありません。むしろ恋したことないのに、ラブソングうたえるな。。。
っておもいませんか?
うそくさい。
つくり笑顔。
アイドルを好まない人は、ここら辺が気に食わないのかもしれません。
個人的な知識と歴史から、ちょっと恋愛禁止について探ってみましょう!
1 恋愛禁止はいつから?
2 アイドルという存在
3 主要メンバーにもとアンダーメンバーの「スキャンダル格差」
1 恋愛禁止はいつから
90年代以前のアイドルには恋愛禁止といった概念はありませんでした。松田聖子、中森明菜といった昭和を彩ったアイドル達も、恋愛スキャンダルはあったもののそこまで世間が過敏に反応することはありませんでした。今のジャニーズみたいな、そっとしておこうという風潮が女性アイドルにもあったと考えます。
時代の転機といえば、やはりモー娘。とAKBの登場により、アイドルとファンの距離が急速に近くなったのが一つ要因といえます。それまでのアイドルはいわば崇拝物であり、一般人とは一線を引く存在だったのが握手会などを通じて交流できるようになりました。これはいい点もありますが、ファンと仲良くなって付き合ってしまう可能性が出てきたため、一線を引くために導入したルールが、「恋愛禁止」なのかもしれません。
秋元康さんは、恋愛禁止というルールを作った覚えはないとインタビューでおっしゃっていましたが、時間やお金をかけて育ててきたアイドルが一人のファンに取られて価値が下がってしまってはしかたないですから、裏でいろいろ考えた結果、「恋愛禁止」なのかもしれませんね。
2 アイドルという存在
1、で少し触れましたが、モー娘。やAKBが頭角を現したことにより、アイドル消費の仕方が変わってきました。80年代のアイドルは、偶像物として崇め奉れ、希少価値が高く、その存在に対してお金が発生していました。
しかし現在は、そのアイドルの成長過程に応援するという意味でお金が発生しています。握手会や選抜総選挙への投票などです。成長を共有できることで、身近にアイドルを感じることができるようになったのです。
よって、かわいくて歌がうまいだけでは応援されず、ファンを引き付ける何かを持ち合わせたアイドルが生き残っていく時代になりました。
アイドルとファンの間で信頼関係が結ばれ、疑似恋愛みたいな感覚になります。
アイドルとファンの距離が近くなった分、恋愛が報じられると一気に信用を失う。 いわば不倫と同じ、そんな時代なのです。
逆に恋愛禁止にしないと、秩序が保たれません。。。(笑)
3 主要メンバーとアンダーメンバーの「スキャンダル格差」
恋愛スキャンダルが報じられたとき、アイドルには4パターン存在します。
1 権力によりもみ消される
乃木坂46の人気メンバー、西野七瀬の話や松村沙友理など、恋愛スキャンダルが公になるも、本人たちの説明がないまま気が付けば話が解決していました。(笑)
主要メンバーの人気の低下はグループの人気の低下に直結します。
そりゃそうですよね。個人的にはあまり好きではありませんが(笑)
2 弁解してちょっとして卒業
中間層メンバーによくあるパターンです。
その時は弁解できても、結局ファンとの距離を縮めることができず人気が落ち、卒業していきます。事務所的にも一番うれしいやり口ですね。乃木坂、能條とか川後がこのパターンですね。
3 一発退場
レッドカードです。アウト―。
このパターンとしては、記事になる前に卒業してしまおうというもの。
急な卒業なんて、結構裏でこういうスキャンダルがあったりします。(笑)
4 ネタにされる
これは最高なパターンです。NGTの中井りかや指原莉乃なんて、むしろスキャンダルがあったことでファンを増やしています。おきて破りをネタにするのは少しいただけないですが、これもファンを引き寄せる人間性なのですかね。(笑)
いかがでしたか?昔と今、どちらがいいのかというのは個人の自由なのですが、今の時代は、NGTの事件にもあったように、下手すればファンとアイドルが結婚までできてしまう時代です。
だからこそ恋愛禁止をさだめてアイドルとファンとの距離感をはっきりさせることで、今のアイドル像があるのですね。
事務所的にもそんな簡単にやめられたらたまったもんじゃありません。(笑)
今の時代はアイドルとファンの距離が近く、疑似恋愛的な関係が成立しているために、恋愛スキャンダルに対しての批判や扱いに敏感になっています。
アイドルもファンも、しっかり一線を引いて、活動てほしいところですね(`・ω・´)b
以上、あっとくんでした!!!
さいごまでよんでいただき、ありがとうございました!!!!